<世界文化遺産 西本願寺>
正式名称は龍谷山本願寺といい、浄土真宗本願寺派の本山。
親しみをこめて「お西さん」とも呼ばれています。
<縁側と廊下の埋め木>
阿弥陀堂・御影堂の縁側や廊下にできた亀裂や節穴を木片で埋めた修復跡。
昔の職人さんの遊び心とも言われていますが、わざわざ手間をかけて修復するのは、
「足元を見て欲しい:改めて自分の過去や今の存在を見つめ直してみる機会となって欲しい」
との想いが込められているのだそうです。
奥深いですね。

<唐門の修復>
修復完了は2022年3月だそうですが、修復のための足場や覆いが外され、
工事用の柵越しにピカピカの唐門を見ることができます。
修復前(写真の上段)後(写真の下段)の唐獅子の装飾を比較してみました。
黒漆塗を基調として極彩色をほどこした唐獅子が見事に修復されています。
まさに「獅子尽くし」ですね。

※久しぶりにリフレッシュできました!
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阿弥陀堂門 |
境内東側にある二つの門のうち北側にある門
切妻造、軒に唐破風がついていて
欅皮葺・金箔が印象的な壮麗な門
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阿弥陀堂(本堂) |
桁行45m、梁間42m、高さ25mの入母屋造り
本瓦葺き、800名以上が参拝可能
本尊である阿弥陀如来像を安置
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御影堂門 |
境内の東側にある二つの門のうち南側にある門

目隠塀
切妻造、本瓦葺、真壁造の塀 |

御影堂(大師堂) |
桁行62m、梁間48m、高さ29mの入母屋造り、
本瓦葺き、1200名以上が参拝可能
親鸞聖人の御真影を安置
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唐門 |
豪華な彫刻が施されているのが特徴で、
見ていると日が暮れるのも忘れるほど
美しいとして「日暮らし門」
とも呼ばれています。
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飛雲閣 |
豊臣秀吉が建てた
聚楽第の一部と言われており、
金閣、銀閣とともに
京都三名閣と呼ばれています。
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